中国語・中国文化に関心をお持ちの皆さまへ

中国留学生援護会中国語教室では、優秀な中国人留学生が講師を務めながら受講生との交流を深めています。講師から受講生の皆さんへのメッセージをご紹介します。

講師の名前は漢字表記、中国簡体字表記、中国語の発音記号ピンインを併記しています。

彭彭(彭彭)

Péng Péng

中国の遼寧省―瀋陽市から参りました彭彭と申します。 横浜国立大学で博士として勉強しています。

小さい頃からずっと旅行が好きで、勉強のためにいろいろなところに行って、美しい景色だけでなく、たくさんの面白い人と友達になりました。日本の文化については、自然や風景、人文や建築にも興味がりますので、援護会の講師になることができてよかったと思います。ここで皆さんと交流し、学び合いたいと思います。 

中国語の勉強で、みなさんは最初に発音に触れますが、把握するのが最も難しいと思います。だから、授業でもみなさんの発音に注目しています。また、言語の勉強は文化背景や生活に繋がるものだと思っています。そのため、教科書以外の関する背景を提供し、日常会話を繰り返す練習することように心がけています。

言語の勉強は日々積み重ねていくことです。これからも皆さんと一緒に交流と学び合い、頑張っていきたいと思います。

宮凡珺(宫凡珺)

Gōng Fán Jùn

みなさん、こんにちは!宮凡珺(きゅう はんじゅん)と申します。中国の遼寧省・瀋陽市出身です。瀋陽は歴史のある都市で、暮らしやすく、地元の人々はとても親しみやすくて温かいです。おいしい屋台グルメもたくさんあり、冬になると美しい雪景色が街を彩ります。現在は、横浜国立大学で都市計画を学んでいます。私は都市の構造や成り立ちに興味があり、さまざまな街の細かな違いや特徴を観察するのが好きです。異なる国や都市、人々や価値観を知ること、そして多様な背景を持つ人との出会いに大きな魅力を感じています。

中国語教室では、みなさんと直接お話しできることをいつも楽しみにしています。授業の中で意見やアイデアを交換することで、私自身も日本の文化をより深く理解でき、大きな学びを得ています。授業では、教科書だけでなく、中国の歴史や社会、時事ニュース、若者の流行など、リアルな中国の今についてもたくさんご紹介しています。一緒に楽しく学べる中国語の時間をつくっていけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!


陳子為(陈子为)

Chén Zǐ wèi

中国東南部の福建省出身の陳子為(チンシイ)と申します。

私は大学の専門は日本語で、大学3年生の時、北海道で1年間交換留学した経験があります。その頃、優しい日本人の先生や友達にたくさん出会えて、一生でも忘れられない貴重な記憶を作りました。日本語を媒介として、他国の文化を接触でき、外国の友達を作り、視野も広げました。将来は、日本語の魅力を伝える架け橋の存在になりたいため、日本語教育に関する専攻を志望していて勉強しています。

自分の言語学習の経験と、教育学に関する知識を生かしながら、中国や中国語に興味を持っている日本人と話し合えたら嬉しいと思い、中国留学生援護会の中国語教室に参りました。たくさん学んで、いっぱい話して、楽しく授業を一緒に実現しましょう。

宋盼盼(宋盼盼)

Sòng Pàn pàn

に〜はお!宋盼盼(ソウ ハンハン)と申します。出身地は中国の山東省です。今は横浜市立大学の国際商学部で学んでいます。火鍋と餃子が大好きです!

授業の中でやりたいことは、中国語の知識と中国の文化を教えることで、中国語を勉強したい受講生を全力で助けることです。面白い授業方法で良い雰囲気のクラスを作ることを目指して努力しています。

受講生に楽しく自由に中国語を学ばせたいです。テキストの内容だけではなく、お互いに日中文化を交流したり、友達のように雑談したりするのも楽しみにしています。

私も毎回の授業で経験を積んで、もっとよい講師になるように頑張っていきたいと思います。


王雨(王雨)

Wáng Yǔ

皆さん、こんにちは。中国の山東省済南市から参りました王雨と申します。

都市に流れているきれいな泉、中国の古典的な建築、熱心な地元住民から構成されているのが私の故郷済南市です。

中国留学生援護会の中国語教室で講師をさせていただき本当に嬉しく思います。皆さんとの授業は本当に楽しくて、皆さんが中国語勉強に対する熱意も深く感じました。

受講生の皆さんが達成したい勉強目標はそれぞれ違いますので、これからも皆さんの目標が達成できるように、授業を組み立てて努力していきたいと思います。そして、中国語をマスターするには、テキストだけでは足りない部分もありますので、テキストに合わせて、中国の文化、歴史、時事などを皆さんと話し合いながら授業を進めていきたいです。

馬薇航(马薇航)

Mǎ Wēi háng

にーはお!馬 薇航(マ ウェイハン)です。出身地は吉林省長春市ですが、子供の頃は西安市に住んでいました。私は普段、読書をするのが好きで、日本文学もよく読みます。ジャンルについては、特に推理小説に興味があります。そのほかにも、ダンス、映画、旅行が好きです。

中国語教室の講師として皆さんに中国語を教えられることをとても嬉しく思います。私は、言語を学ぶことは文の構造や文法、単語を覚えるだけでなく、他の国の文化を理解する過程でもあると考えています。私のクラスでは、皆さんが自由に発言できることを望んでいます。言語を学ぶことは交流のプロセスでもあり、テキストにとどまらず、積極的に討論に参加することで話す力も鍛えられると思います。これから皆さんと一緒に中国語の授業を楽しく過ごしていきたいです!


任賀瑩(任贺莹)

Rèn Hè yíng

みなさん、こんにちは!任 賀瑩(ニン ガエイ)と申します。出身は中国の河南省です。河南省は中国文明の発祥地の一つで、洛陽、安陽、開封などの古都があり、洛陽にはユネスコ世界遺産である龍門石窟が、開封は宋朝時代の城壁や寺院が観光名所となっています。また、登封にある少林寺は武術と禅宗の聖地として有名で、多くの観光客が訪れています。

私の授業では、教材を使った学習だけでなく、リスニングやスピーキング、シャドーイングといった多様な指導法を取り入れ、PPTや音声教材、ビデオを活用しながら、リアルな中国語の発音に触れる機会を増やします。また、中国の文化や習慣についてもお伝えし、皆さんが多文化共生の時代にふさわしい理解を深められるようサポートします。

講師として私が期待しているのは、生徒の皆さんが楽しみながら中国語を学び、自分の伝えたいことを中国語で伝えられるようになることです。「蹞歩を積まざれば、以て千里に至るなし(千里の道も一歩から)」という言葉があります。一緒に頑張って中国語を楽しく学んでいきましょう!

沈香凝(沈香凝)

Shěn Xiāng níng

こんにちは!私は中国の蘇州(そしゅう)から来ました。

蘇州は「江南水郷(こうなんすいきょう)」と呼ばれる、美しい運河のある街です。古い街並みや庭園がたくさん残っていて、本当に癒される場所なんですよ。もし中国に行く機会があれば、ぜひ蘇州にも立ち寄ってみてくださいね!

現在、私は初級クラスと中級クラスを担当しています。それぞれのクラスでみんなとおしゃべりしたり、笑いながら勉強できるのがすごく楽しいです!

授業では「ただの勉強」じゃなくて、できるだけリラックスして楽しく話せる場にしたいなと思っています。だから、中国語を使ったゲームや会話アクティビティをたくさん取り入れて、「気づいたらしゃべってた!」となるような授業を目指しています!

みなさんの声を大事にしながら、いい授業を作っていきたいと思っています!これから、一緒にたくさん話して、たくさん笑って、楽しく中国語を学んでいきましょう!


王軼琛(王轶琛)

Wáng Yì chēn

私は王 軼琛(オウ テツチン)と申します。中国の陝西省西安市出身で、現在は横浜国立大学の博士課程に在籍しています。中国語教室で皆さんと出会うことができ、とても嬉しく思います。

中国語を学ぶのは決して簡単なことではないと思いますが、皆さんが笑顔で積極的に発言している様子を見て、私も元気をもらっています。また、中国文化に興味を持ってくださる方がこんなにもいることを知り、とても嬉しい気持ちになりました。自分が当たり前だと思っていたことが、誰かにとって新しい発見になる瞬間を目の当たりにすると、本当に楽しいですし、もっと伝えたいという気持ちが強くなります。

皆さんと話をしていると、自分の考えをどう表現するかを改めて考える機会にもなり、自然と日本語力や説明の仕方を見直すことができました。自分の知っていることを誰かに伝え、それが少しでも役に立ったと感じたときは、とても嬉しいです。

これからも皆さんと一緒に学び合い、成長していきたいと思います。そして、学ぶことの楽しさや、知らなかったことを知るワクワク感をもっと共有していきたいです。

王宇涵(王宇涵)

Wáng Yǔ hán

こんにちは、王宇涵です。今は横浜国立大学の都市科学部の学生です。中国遼寧省の出身です。趣味は小説を読むことと音楽を聴くことです。それに、旅行に行くのも好きです。

私の授業では、ただ知識を伝えるだけでなく、皆さんとの対話を重視したいと思っています。実際に授業を行う中で、受講生の皆さんが積極的に質問や意見を出し合える環境を作りたいと考えています。特に、具体的な事例を用いたディスカッションやグループワークを通じて、実践的なスキルを身につけていただければと思います。

さらに、授業の中で皆さんに本文を読んでもらい、一句一句発音を訂正することも行っています。授業を受けているうちに、私の生徒は皆、中国語で一番難しい部分は発音だと答えてくれました。だから私は、皆さんの発音がますます良くなるように自分のベストを尽くします。また、授業を通じて得たフィードバックを基に、常に内容を改善し、より有益な講義を提供できるよう努めます。

援護会の講師として皆さんとお会いできることを楽しみにしています。これからも皆さんと共に学び、成長し、有意義な時間を過ごせますように。


武詩堯(武诗尧)

Wǔ Shī yáo

こんにちは、武詩堯と申します。出身は中国山西省太原市です。

私の故郷である太原市は、中国文明の重要な発祥地のひとつであり、2500年以上の歴史があります。春秋戦国時代には晋がここに都を置いたことから、太原と呼ばれるようになりました。太原は、北魏、隋、唐を含む多くの王朝の首都でもありました。

中国語と中国文化は表裏一体であり、レッスンの目的は語彙や文法だけでなく、実践的な応用にもあると考えています。不適切な表現によって実践の場で恥をかかないためにも、丁寧な説明が必要だと思います。中国文化の魅力を感じ、中国語への理解を深めることも重要です。

中国語は中国だけでなく、台湾やマレーシアなどでも使われています。ですから、異なる出自の中国語話者に接するときは、相手の文化的背景に合った言葉遣いをする方が、相手への敬意を示すことができます。そのため、生徒が生活の中でさまざまな問題に対処できるように、授業中にさまざまな地域の中国語の説明を入れていくつもりです。生徒と一緒に成長し、一緒に中国語を学ぶプロセスを楽しみたいと思います。一緒に楽しく中国語を学びましょう。

楊子(杨子)

Yáng zǐ

にーはお!私は楊子と申します。横浜国立大学建築学科に在籍しています。中国の江蘇省南京市の出身です。

私が中国語教師に応募したきっかけは、自分自身が日本語学習で感じていた悩みからでした。日本に来て「表現が不自然だね」といった指摘を受けることがありました。以前の私はそういった意見をあまり気にしていませんでした。なぜなら、言語はあくまで意思疎通の手段であり、多少不自然でも伝われば問題ないと思っていたからです。しかし、日本での生活が深まり、日本人の友達も増え、たくさん会話をする中で、現実の距離は近いはずなのに、なぜか見えない壁のようなものを感じるようになりました。「どうしたら乗り越えられるのだろう?」そんな思いから、学ぶ側ではなく、教える側の視点に立ってみようと思ったのです。

実際に教える立場になってみると、多くの発見がありました。一つは、微妙な感情のニュアンス、もう一つは文法の正確さが聞き手に与える影響です。これらの気づきをもとに、私は授業ではまず文型の形を丁寧に説明し、例文や場面の再現を通して文法の理解を深め、学生自身が自分の言葉で文を作れるように導くことを大切にしています。将来的には、もっと多くのことを学び、皆さんと一緒により良い学習法や環境をつくっていけたらと思っています!


姚雨庭(姚雨庭)

Yáo Yǔ tíng

皆さん、こんにちは。姚 雨庭(ヨウ ウテイ)と申します。私は中国広州市出身です。学生時代には、広東省テレビ局で実習記者として取材活動を行い、メディアに強い関心を持っています。日本語を教える立場となった今、この経験を活かして、言語を通じた文化理解の深まりを目指しています。

援護会の講師として、ただ日本語を教えるだけでなく、受講生の皆さんと積極的に交流し、お互いに学び合う場を作りたいと考えています。具体的には、受講生一人ひとりの興味や背景を尊重しながら、言語学習の楽しさを共有する授業を心がけています。また、学生たちが日本語を使って自信を持ってコミュニケーションできるようになることを目標にしています。授業では、単なる文法の習得にとどまらず、実際に使える日本語を習得するために、実生活に即した会話やディスカッションを大切にしています。

実際に授業を行ってみると、受講生の皆さんの学習意欲が非常に高く、私にとって大きな励みとなっています。質問や意見交換が活発に行われ、私自身も多くの学びを得ています。今後も、言語を通じて新しい発見や成長を皆さんと一緒に積み重ねていければと思います。

易倩蘭(易倩兰)

Yì Qiàn lán

みなさん、こんにちは。中国の湖北省出身の易倩蘭です。私の故郷は揚子江の支流―漢江沿いにある「馬良」という美しい小さな町です。

中国語講師として、より多くの外国人に中国の文化を知ってもらえるのは本当に素晴らしいことだと思いますが、自分が中国語講師になれるなんて夢にも思いませんでした。実際に援護会の中国語講師になって、先輩の授業を見学したとき、「伝えたいことをちゃんと伝えることができるか」「受講生たちと仲良くなれるか」と、いろいろと心配していました。そんな様々な不安を抱えながら、中国語の授業を始めました。初めての授業はとても緊張しましたが、無事に終えることができました。みんなは熱心に話を聞いてくれて、真面目にメモを取ってくれました。授業を進めるうちに、みんなと仲良くなってきました。そして、水餃子をつくるイベントに参加して、和やかな雰囲気のなかでみんなと一緒に水餃子を作ったり話をしたりして、本当に楽しかったです。

講師になってから、皆さんのおかげで授業が順調に進み、私もいろいろ勉強になりました。これからも応援よろしくお願いします。一緒に頑張って、もっと楽しく中国語を学び続けましょう。


張汶(张汶)

Zhāng Wèn

こんにちは、張汶(ちょうぶん)と申します。出身は四川省成都市で、有名な四川料理の地域です。四川料理は辛さで知られていますが、私は辛いものが苦手です。中国の南北、さまざまな地域で生活した経験があり、各地域の文化にも一通り触れることができました。そのため、授業を通じて中国国内のさまざまな地域の文化を学生の皆さんに伝えたいと思っています。

日本に来てからは日本語学校で日本語を学んだ経験もあり、異なる外国語を学ぶ苦労や楽しさをより理解しています。自分の経験を活かして、中国語や中国のさまざまな地域の文化を学びたい方々のサポートに役立ちたいと思っています。

授業では、学生とのコミュニケーションとインタラクションを重視しています。クラスの学生の皆さんが、できる限り中国語で表現する機会を持てるようにしたいと考えています。言語学習は文法や単語の単純なインプットだけではなく、学んだ知識を活用して自分で表現することが重要です。そうすることで、本当に知識を習得できます。また、学生からのフィードバックを積極的に受け入れ、授業スタイルや内容を調整していきます。皆さんが楽しくリラックスした雰囲気の中で中国語を学べるよう努めていきます。まだ講師としての経験は浅いですが、経験を積みながら自己を高めていきます。

朱駿翔(朱骏翔)

Zhū Jùn xiáng

こんにちは。朱駿翔(シュ シュンショウ)です!現在、横浜国立大学・国際社会科学府・経営学専攻の修士課程で学んでいます。

私はシンガポールで生まれ、2歳の頃に両親と姉と一緒に上海に戻り、それ以来ずっと上海で育ちました。そして、2023年6月23日、学部の卒業式からたったの3日後に単身で日本に渡り、留学生活をスタートさせました!

実は、日本への留学は中学生の頃からの夢でした。当時、姉の影響でアニメやゲームにハマり、「日本のいろんなイベントに行ってみたい!」という憧れが強くなりました。

でも、留学はそれだけではなく、自分の視野を広げる大きなチャンスだと思っています。上海だけの世界にとどまらず、海外に出ていろんな人と出会い、違った視点から世界を知りたい――そんな思いで日本に来ました。

そして今、中国語教師として活動を始めて2ヶ月が経ちました!毎回の授業に全力で準備し、皆さんが楽しく、そして分かりやすく中国語を学べるように頑張っています。もちろん、まだまだ未熟なところもたくさんありますが、これから皆さんと一緒に成長していけたら嬉しいです!